ユーロ1.10挟み FOMC前で方向感に欠ける展開(9/17夕)

17日の東京市場でユーロドルは方向感なく推移。

ユーロ1.10挟み FOMC前で方向感に欠ける展開(9/17夕)

ユーロ1.10挟み FOMC前で方向感に欠ける展開

17日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。終日1.1000から大きくは離れず、1.0990-1.1018レンジで取引され、方向感を見いだせないまま欧州時間を迎えています。

本邦3連休中のサウジアラビアの原油関連施設へのイエメンの反政府勢力によるとされる攻撃により為替市場では「有事のドル買い」が発生。ユーロドルは比較的影響を強く受けて、昨日海外時間に1.1080レベルから1.1000割れの水準まで下落しています。本日アジア時間はその水準を引き継いでの横ばい推移です。

原油関連施設攻撃の「真犯人」はいまだ明らかになっておらず、今後中東情勢が悪化する可能性は否定できないものの、為替市場はドル買い、原油関連通貨買い、コモディティ市場では原油と金の上昇と本件への一応のリアクションは祝日中に終了した形です。

市場は日本時間19日未明のFOMC結果待ち。一旦織り込んだとされていた今回の利下げですが、このところの米株価の堅調や長期金利の反発を受け、利下げ確率は現状6割程度と一週間前の9割強に比べ大幅に後退しており、このこともドルを支える要因となっています。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落で再び21日移動平均線を割り込み、1.1018にある転換線に絡んでの動きです。ただ、欧州序盤には一時昨日の海外市場の安値1.0994を割り込んでもいることから、ECB理事会の乱高下の後の上昇も一段落し、再び下値を攻める可能性も出てきているものと思われます。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。本日は22:15 に米8月鉱工業生産、設備稼働率23:00に 9月NAHB住宅市場指数の発表があります。

ユーロ1.10挟み FOMC前で方向感に欠ける展開

ユーロドル日足

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