ユーロドル 米長期金利下落で反発 トランプ大統領対EU貿易関連発言予告で不透明感(8/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは1.10台後半を中心に不安定な動き。

ユーロドル 米長期金利下落で反発 トランプ大統領対EU貿易関連発言予告で不透明感(8/2夕)

ユーロドル 米長期金利下落で反発 トランプ大統領対EU貿易関連発言予告で不透明感

2日の東京市場でユーロドルは1.10台後半を中心に不安定な動き。
昨晩、突然トランプ大統領が中国への追加関税を9/1から実施することを表明したために、すべての金融市場はリスクオフに向かい、ユーロドルに関しては債券買いによる米長期金利低下でドル売りとなりました。

昨日の海外時間序盤までは前日のFOMC後のパウエル議長の追加緩和に慎重な姿勢に米長期金利が反発、ユーロドルは1.1027まで下落する動きとなっていましたが、トランプ発言からは全く逆の動きとなり、米10年物国債利回りは一日で0.2%超下落、ユーロドルは1.11台を回復する荒い値動きとなっています。

加えて、本日は米雇用統計の発表日である他、本日午前中には日本時間の明日午前2:45にトランプ大統領がEUとの貿易について発言するとの予告がホワイトハウスによりなされており、中国に続いてEUに対する貿易戦争再開のリスクも抱えている状況です。

したがって本日のユーロドルはいつにもまして波乱含み。上下どちらにも大きく動く可能性があります。
下値めどは、昨日つけた年初来安値の1.1027をとりあえずのターゲットとして、その先はややいびつながら6月以降の動きをヘッドアンドショルダーととらえた場合のターゲットが1.0960付近。
上方向は転換線が1.1119、その上は21日移動平均線が1.1188レベルです。

序盤の欧州株価指数先物は世界的なリスクオフの流れに全面安。
本日この後は21:30に米6月貿易収支および7月雇用統計、23:00に製造業受注と7月ミシガン大消費者信頼感確報値の発表が予定されています。

ユーロドル 米長期金利下落で反発 トランプ大統領対EU貿易関連発言予告で不透明感

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る