ユーロドル軟調 英合意なき離脱リスクと独長期金利低下(6/14夕)

14日の東京市場でユーロドルは横這い推移。

ユーロドル軟調 英合意なき離脱リスクと独長期金利低下(6/14夕)

ユーロドル軟調 英合意なき離脱リスクと独長期金利低下

14日の東京市場でユーロドルは横這い推移。日中の値動きは1.1270-87と限られたものでしたが、夕刻欧州勢参入後はややユーロ売り優勢となり東京時間20:00現在は1.1252レベルまで値を下げています。

米FOMCを来週に控え、米10年もの国債利回りが再び2.06%台に低下、来週の利下げ確率も30%まで上昇しつつある一方で、ドイツの長期金利もそれを追うように10年もの連邦債利回りは過去最低の-0.269%まで低下するなど、利下げに対し未だリラクタントと市場に判断されたECBへの催促相場の雰囲気も出てきており、ユーロの頭を重くしています。
加えて英国の次期首相選の第一回投票では「合意なき離脱」も辞せずの姿勢のボリス・ジョンソン前外相が圧勝。ドル、ユーロともにネガティブ材料の綱引きの様相です。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」の中に沈み、1.1218レベルの21日移動平均線を窺う動きです。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面安。今晩この後は21:30に5月の米小売売上高、21:15に同鉱工業生産と設備稼働率、23:00にはミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。

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ユーロドル日足

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