ユーロドル1.13台で小じっかり(3/14夕)

14日の東京市場でユーロドルは1.13台前半での取引。

ユーロドル1.13台で小じっかり(3/14夕)

ユーロドル1.13台で小じっかり

14日の東京市場でユーロドルは1.13台前半での取引。
昨晩の海外市場では英議会がEUからの合意無き離脱を拒否する案を可決。
結果は予想通りであったものの、さらに離脱期日が延期されることにより当初よりソフトな形での離脱の可能性が出てきたとしてユーロに買いが集まり、一時1.1339の高値をつけました。その後東京時間にはユーロドルはじり安となり1.131まで下押すも、1.13台を割り込まずに反発。夕刻欧州勢参入後は方向感をなくし東京時間18:30現在は1.1315-20レベルでの取引です。

英議会は本日中にも今度は3/29のEU離脱期日延期を決議する見込み。それを受けてメイ首相はEUに延期を申し入れることとなりますが、現地報道では最大2年EU離脱を延期する可能性があるとのこと。ただ、延期にはEU加盟27か国の同意が必要、かつ、延期できたとしても新たな内容での離脱案再検討にEUが応じる可能性も低い現状では、ややユーロ買いが先走っている感じがしないでもありません。

テクニカルにはユーロドルは昨日の上昇で本日1.1317近辺の21日移動平均線に絡む展開。2/28からの下落の61.8%戻し(1.1327)を一旦達成したこともあり水準的には短期的にはいいところまで来ている感じです。さらなる上値目途は90日移動平均が1.1366、一目均衡表の雲のねじれが1.1418レベル。一方サポートは1.1250ライン。

序盤の欧州株価指数先物はリスク選好回復ムードにほぼ全面高。本日この後21:30に米輸入物価指数、および新規失業保険申請件数、23:00には新築住宅販売件数の発表が予定されています。

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ユーロドル日足

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