3. ユーロドル　市場閑散でレンジ内の動き(11/22夕)

ユーロドル　市場閑散でレンジ内の動き(11/22夕)

本日は米国市場が休場（明日は短縮取引）、明日日本が祝日と市場参加者が少なく、各金融市場ともに小動きとなっています。

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ユーロドル　市場閑散でレンジ内の動き(11/22夕)

ユーロドル　市場閑散でレンジ内の動き

本日は米国市場が休場（明日は短縮取引）、明日日本が祝日と市場参加者が少なく、各金融市場ともに小動きとなっています。
ユーロドルも東京時間は1.1384-1.1412と昨日のレンジ内での小動きに終始、動意は見られませんでした。東京時間17:00現在は1.1397-00近辺で取引されています。

昨晩欧州委員会はイタリアの予算案がEUの財政規律に違反しているとの判断を示し、制裁が正当化されるとの報告をまとめました。ただ、内容が想定の範囲内であったことやイタリア政権が対話姿勢を示していることもあり、為替市場への影響は限定的で、発表前後にはややチョッピーな上下動があったものの、前日レンジ内での取引にとどまりました。
イタリアのコンテ首相はこの後日本時間深夜1:00からEUとの対立について下院で緊急報告の為の演説を行う予定です。

また、昨晩英国のメイ首相はEUのユンケル委員長と会談、25日のEU臨時首脳会談での離脱協定案承認に向け、詰めの作業が行われました。メイ首相は土壇場の24日に再度ユンケル委員長と協議を行う予定であることを明らかにしています。

ユーロドルは横ばいを続けており、1.1368レベルの21日移動平均線に支えられ、9/24からの下降トレンドラインに絡む動きが継続しています。このところ、欧州圏のイベントに対する反応が鈍いこともあり、このまま横ばいを続けると来週には下落トレンドを明確に抜け出し、膠着相場入りする可能性も出てきます。

序盤の欧州株価指数先物は弱含み、今晩この後21:30にECB理事会（10/25分）議事要旨公表24:00にはユーロ圏11月消費者信頼感速報値の発表があります。

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