オーストラリア 10月失業率結果(18/11/15)

10月の豪州失業率は、就業者数も失業率も予想から改善しました。

オーストラリア 10月失業率結果(18/11/15)

オーストラリア 10月失業率結果

10月の豪州失業率は、就業者数も失業率も予想から改善しました。

オーストラリア 10月失業率結果

さて就業者数からみてみましょう。

オーストラリア 10月失業率結果 2枚目の画像

10月の就業者数は前月より3.28万人増で、予想(2.0万人増)を上回りました。エコノミストのレンジ上限も越えています。9月は前回+0.56万人⇒+0.78万人と若干上方修正されています。この分を加味すると今回は+3.5万人となります。また、内容的にもフルタイムの増加が大きく、総賃金は増加となります。

オーストラリア 10月失業率結果 3枚目の画像

また失業者の分析は10月の失業者は4,600人増加しました。内訳はフルタイム希望が5,200人減(9月は38,000人減)となりました。失業率が低く、フルタイム希望者減で、引き続き雇用は改善を示しています。
また、労働参加率は0.1%改善し、65.6%となりました。(尚、前回の当初は65.4%で今回は65.5%に上方修正)
月間全労働時間は610万時間増加(9月は620万時間増)し、17億6440万時間となりました。5ヶ月連続の増加で、消費には好影響となります。

オーストラリア 10月失業率結果 4枚目の画像

失業率は改善傾向を続けています。(赤い線は失業率5%に合わせています)

豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7230〜35米ドル付近で推移していましたが、発表直後に0.7282米ドルの高値まで急伸し、現在も高値圏の0.7270米ドル絡みで推移しています。丁度0.7220〜30米ドルにあった抵抗線をこの好指標で上抜いたことになります。これで直近高値の0.7290〜0.7310米ドルゾーンが次の抵抗線になっています。この抵抗線を越えると、0.7360〜70、0.7420米ドル付近まで上値余地が広がります。既に今年2月からの豪ドル安トレンドは上抜いているので、現在は中期豪ドル安トレンド内で戻り高値を確認する流れにいます。
サポートは0.7220、0.7170、0.7130〜40米ドルにあり、最後を切れて終ると、今回の上げが一度終了しそうです。(1豪ドル=0.7266米ドル、11月15日10時50分現在)

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