上海総合株価指数
2日、日経平均株価が大きく下げた主要因は中国株の下げですが、3日の下げもまた中国株の下げが影響していました。最近はあまり大きな話題になっていませんが、米中間の貿易摩擦は中国の株式市場にも悪影響が出ていて、主要株価指数のひとつ上海総合株価指数は2016年2月以来の安値となっています。
上海総合株価指数の週足チャートをご覧ください。
チャートを見るとわかる通りですが、既に2015年の高値から急落した水準に到達し、翌2016年の安値2638.30をも伺う展開となっています。本日は2722.45まで下げましたが、残すところ100ポイントもありません。
仮にここを下抜けて来ることになるとチャート的にもかなり形が悪くなり、2015年高値、2016年安値、2018年高値を3点とする逆N波動からフィボナッチ・エクスパンションを考えざるをえなくなるでしょう。その場合の最初のターゲットとしては50%エクスパンションの2317.42となりますが、米中貿易摩擦をきっかけとしたチャイナショックにも注意が必要なようです。
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