N$シカゴポジション(2018/5/1現在)

NZドルのポジションはネットロングを7,900枚減らし、差し引き16,600枚弱のネットロングになりました。

N$シカゴポジション(2018/5/1現在)

N$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年5月1日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年5月1日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルのポジションはネットロングを7,900枚減らし、差し引き16,600枚弱のネットロングになりました。内訳はロングを1万枚減少させていますので、相場から見ると損切りした形になっています。相変わらずオセアニア通貨の相場観にズレがある様です。下図(2)をみるとNZドルは続落し、横流れレンジの下限である赤いサポートラインまでの狙える位置にいます。

そのNZドル/米ドル相場は、先週のレポートで2017年11月の底値からのサポート下抜きで先にNZドル下落からとしましたが、2つ目のサポート0.6960〜70米ドル(底値は0.6985米ドル)に止められて反発しています。11月底値からのサポート(=現在では抵抗線)は0.7120米ドル付近にいますので、0.7130米ドルを越えて終らないと目先のNZドル底打ちになり難くなっています。従いまして、0.7010、0.6960米ドルの2つのサポートは今週も有効となっています。もし、後者のサポートを切るとNZドルは一段と下値リスクが高まります。(1NZドル=0.7025米ドル、5月7日13時50分現在)

N$シカゴポジション

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。

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