ユーロドル ECB理事会を前に小動き
8日の東京市場でユーロは1.24挟みの小動きに終始。
昨晩は米貿易関税に関し地域的にある程度の例外が設けられる可能性があるとの報道にドルがやや買い戻され、一時ユーロドルが沈んだ局面もありましたが、基本は今晩のECB理事会待ち。
今晩のECB理事会で、政策金利の変更等は予想されていませんが、ステートメントのフォワードガイダンス部分の変更の有無に注目が集まります。従前は今回の理事会で債券買い入れ期間に関し終了時期を明記する等の変更があるものと見込まれていましたが、最近の株式市場の乱高下と米貿易関税とEUの報復による貿易戦争への懸念から、文言変更の可能性は少ないと見られています。続くドラギ総裁の記者会見では最近のユーロ圏の物価低迷と株価の低迷、貿易戦争勃発のリスク等の情勢変化を総裁がどのように表現するのかが注目されます。
本日ECBの政策発表はこの後日本時間21:45から、総裁記者会見は22:30開始です。
序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇して推移。
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