ユーロ海外時間に切り返すも東京時間は軟調(9/1夕)

市場は今晩の雇用統計待ち。非農業部門雇用者数の市場予想は+18万人、労働需給がタイトなことは昨年来の米国内の傾向としては明らかであり、

ユーロ海外時間に切り返すも東京時間は軟調(9/1夕)

ユーロ海外時間に切り返すも東京時間は軟調

昨晩海外時間序盤にかけ下押しが続いたユーロドルは、ロイターが関係者の話として報じた「ECB内で小国出身者を中心にユーロ高に対する懸念が強く、資産買い入れ縮小が緩慢なペースとなる可能性が高まっている」との報道に一段安、一時1.1823まで値を下げました。
しかしその後は米経済指標の不冴えと、ムニューシン米財務長官のドル高容認と取れる発言からドル売りが強まり、ニューヨーク時間終盤には1.19台を回復してアジア時間へつなぎました。
東京時間早朝にはドル売りの流れを引き継いでユーロドルは一時1.1923まで上げたものの反落、その後は徐々に売りに押され東京時間15:00現在は1.1890近辺で推移しています。

市場は今晩の雇用統計待ち。非農業部門雇用者数の市場予想は+18万人、労働需給がタイトなことは昨年来の米国内の傾向としては明らかであり、多少の上下のブレについては市場は吸収可能と考えますが、それがなぜ消費と物価の上昇につながらないかという米国をはじめとする主要国共通の疑問の答えを探して、今回も平均時給の上昇率に注目が集まりそうです。平均時給の市場予想は前年比+2.6%、前回+2.5%からやや改善を見込みます。

尚、本日は雇用統計後も22:45に製造業PMI、23:00にISM製造業景況指数、ミシガン大消費者信頼感指数、建設支出と米指標の発表が続きます。
また、この後17:00には8月のユーロ圏製造業PMI確報の発表があります。

昨日海外市場序盤の調整は思いのほかに深めでしたが、結局21日移動平均線の手前で反発、中期の上昇トレンドに変化はありません。
昨日海外市場序盤のユーロの調整は思いのほか深めでしたが、結局21日移動平均線の手前で反発、中期の上昇シナリオにいまのところ変化はありません。今晩雇用統計等米指標悪化の場合は再び1.20台への流れを予想。予想外の米指標良化の場合等のサポートは本日の21日移動平均線1.1819、下抜けた場合には中期上昇トレンド下限1.1698が本日も機能するものと思われます。

序盤の欧州株価指数先物は本日も概ね上昇。

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