ユーロドル、仏中銀総裁のタカ派発言に1.08台半ばを回復
18日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急反発。朝方1.0793レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0767-99の狭いレンジでの取引に終始しました。夕刻欧州勢参入後は、仏中銀のビルロワドガロー総裁の、「政策金利はしばらくの間0.5ポイントずつ引き上げられる」とした12月のECBラガルド総裁のガイダンスは依然有効との発言からユーロ買いが優勢となり、一時1.0851まで上昇したのち、東京時間18:00現在は1.0840レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、独1月ZEW指数の好調等受けユーロドルは米国序盤にかけ1.0869まで上昇しましたが、その後ECBが3月に利上げ幅を縮小するとの観測報道が出て急落。1.08を割り込み、1.0791レベルでアジア時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、主要テクニカルポイントの上方で横ばい推移が続いています。
サポートは本日1.0687レベルを上昇中の21日移動平均線。レジスタンスは中長期のフィボナッチ半値戻しに相当する1.0901で変わらずです。
序盤の欧州主要株価指数先物は、まちまちの動き。今晩この後は、22:30に米12月小売売上高と同生産者物価指数、23:15には米12月鉱工業生産と設備稼働率の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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