ユーロドル、ロシアからの天然ガス供給不安後退で夕刻急伸
25日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に急伸。朝方1.0213レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.0200を挟んで1.0180-220レンジでの方向感に欠ける動きに終始しました。しかし、夕刻ロシアのぺスコフ報道官がロシアは欧州向けガス供給遮断に関心はなく、「ノルドストリーム1」経由で可能な限りのガス供給を行うと発言したことで急伸。一時1.0254の高値をつけた後、東京時間19:00現在は1.0241レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き基準線(1.0283)と転換線(1.0115)に挟まれた狭いレンジでのもみあいが継続。現在1.0244レベルを下降中の21日移動平均線に絡む動きとなっており、終値ベースでの位置関係が注目されます。
市場は日本時間28日未明の米FOMCの結果公表を控え、織り込みすぎた利上げ予想を金利市場が巻き戻す動きとなっています。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は21:30にシカゴ連銀全米活動指数、23:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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