ユーロドル1.07台前半に反落、米長期金利の上昇、欧州株軟調が重石(5/31夕)

31日の東京市場でユーロドルは反落後方向感を失う。

ユーロドル1.07台前半に反落、米長期金利の上昇、欧州株軟調が重石(5/31夕)

ユーロドル1.07台前半に反落、米長期金利上昇、欧州株軟調が重石

31日の東京市場でユーロドルは反落後方向感を失う。昨晩海外時間にユーロドルが上昇した流れを受け、朝方最近の高値圏1.0779で取引が始まったユーロドルは、祝日明けの米国債の時間外取引で米長期金利が急上昇したことを受け、序盤に1.0735レベルに急落。日中は1.07台前半でのもみ合いとなりました。夕刻欧州勢参入後は欧州株が軟調に始まったことなどを嫌気して一段安となり、東京時間18:00現在は1.0725レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、アジア、欧州の主要株価指数が堅調に推移したこと、注目された独5月CPIが予想を上回る前年比7.9%の高水準となったことから、ユーロドルは1.0787まで上値を伸ばし、1.0780レベルで東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは、ユーロ買い地合いを継続していますが、2月からの中期下降チャネルの上限を前に反落。4/21の直近高値1.0936からの76.4%戻し1.0798にも届きませんでした。今週はこれから日足の一目均衡表の「雲」が大きく垂れさがってくることもあり、1.07台後半から1.08レベルを週後半にかけて維持できるかは、クリティカルなポイントになりつつあります。

序盤の欧州主要株価指数は、軟調推移。今晩この後は22:00に米3月住宅価格、22:45には米5月シカゴ購買部協会景況指数の発表が予定されています。

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