トルコリラ円ショートコメント(22/5/23)

先週のトルコリラ円は、安値が7.94レベル、高値が8.33レベルと、予想よりも上値が重く弱い地合いを続け、週初高値週末安値の一週間となりました。

トルコリラ円ショートコメント(22/5/23)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「8円の大台と4月最終週の安値に挟まれて一段安を試すと考え、8.00円の大台をサポートに8.50レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.94レベル、高値が8.33レベルと、予想よりも上値が重く弱い地合いを続け、週初高値週末安値の一週間となりました。

先週のトルコリラは週初からじり安となりあっさりと前週安値を割り込みましたが、トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請に反対していることもトルコリラ売りの材料とする向きもいたようです。ただ最大の悪材料は今週のトルコ中銀の政策金利発表で現状維持が確実視されているというところです。

5月に発表されたCPIは69.97%と20年ぶりの高い数字となっているいっぽうで、26日に発表される政策金利は14.0%に留まるであろうことが、更なるトルコリラ売りにつながるという見通しが圧倒的です。水準的にも8円の大台を試してきたことで、年初来安値7.69レベルを視野に入れる動きになっていきそうです。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

2本の水平線を引いてありますが、上が先々週安値の8.21、下が年初来安値の7.69です、今週はこれら2つの水平線の間で引き続きトルコリラ安の動きを継続すると考え、7.70レベルをサポートに、8.20レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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