日米財務相会談
ワシントンで開催されたG20はロシアが出席したことで米国のイエレン財務長官をはじめ複数の国の代表が退席、共同声明の採択も無し、と異例の展開となりました。そして本日21日に日米財務相会談が開かれますが、今回はG20よりもG2の注目度のほうがはるかに高いと言えそうです。
最近の急速に進んでいる円安についても議論されるでしょうが、介入実施の合意に至る可能性は限りなく低いでしょう。米国は為替レートは市場参加者が決めるというスタンスですし、現在のように高インフレ下ではドル高が輸入物価を抑える効果があるため、ドル高の流れを変えるような介入には反対のはずです。
もっとも日本寄りの発言が出る場合でも「急速な円安の動きに対して懸念を共有する」といった程度の発言に留まるでしょうし、場合によっては為替についても協議したと具体的なことへの言及が無いまま終わる可能性も高そうです。
いずれの場合でも、下がったら買い、上がっても買いというドル高の流れには変わりは無く、今夜にも130円の大台を見る可能性には注意しておきたいものです。また先週のコラムで超長期チャートを見ましたが、中期的には2002年高値の135円台を見に行く可能性も高いでしょう。引き続き悪い円安の流れは簡単に止まりそうもありません。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.25
東京市場のドルは155円75銭まで円安加速、投機筋は「日本当局は介入できず」を見透かした格好か(24/4/25)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、目立った材料は観測されないなか、円安が加速し155円75銭までドルは上昇した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.04.25
ドル円、155円乗せ後も介入等の動き無く、155円台半ばに続伸 (4/25午前)
25日午前の東京市場でドル円は155円台前半を続伸。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2022.04.21
日米財務相会談など注目、円安再燃なるか(4/21夕)
21日の東京市場はレンジ内での往来相場。80ポイントほどと若干広めのレンジ取引で、一時ドル高に振れるも続かなかった。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。