米3月鉱工業生産指数の予想
(日本時間2022年4月15日22時15分発表予定)
明日、4月NY連銀製造業景況指数(NY)、3月鉱工業生産指数(IP)と同設備稼働率(CU)が発表されます。明日は欧米がグッドフライデー(聖金曜日)により休場となります(主な休場国として豪・NZ.・独・仏・英・米・カナダ)。月曜日もイースターマンデーで、米・カナダを除き休場で4連休になります。米国は15日が連邦政府の休日ではないので指標は発表されますが、市場参加者はほとんどいないと思われ、指標の影響がないと思われますが、ご参考程度にIPの内容、及びNYとCUの予想値をお送りします。薄商いですので、万一荒れることも想定されます。また前日の予想値ですので、直近の数値を再確認お願いします。
(今回予想2022年4月14日14時00分現在)
鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数
(青の矢印が今回の発表値予想)
前回2月はIPは予想通り、CUはやや下回りました。今回は2月よりもやや伸び率落ちる0.4%の予想です。上図を見ると、オレンジ色のNYは移動平均線でマイナス(▼2.57)となり、回復の兆しが見えていません。明日NYはIPやCUに先行して発表されますが、予想が1ですので、3月の▼11.8の影響が残っています。NYは先行指数なので、IPはいずれ後追いの可能性が高くなります。従い、NYがある程度回復していないと、上図〇印の様に米国の製造業悪化が予想されます。それでなくても、前回のIPは各月下方修正が多かったので、ウクライナの影響も長引いているので、先行きは要注意になります。
下図はドル円の週足チャートです。
@ が2014年8月初底値から2015年6月に高値126円86銭を付けた時。約11ヶ月で101円50銭⇒125円86銭まで約24円30銭。
A は直近の週足チャートで、2021年1月〜2022年4月中旬まで、約1年3ヶ月で102円60銭⇒126円32銭まで約23円70銭になっています。@はDとEのサポート切れて、1年後の2016年6月に100円割れまで行きました。今回同じ値幅なら現在がほぼ高値圏です。但し、@と違うのは実行為替レートが円安過ぎると言った前回と比し、今回はまだ緩和状態を緩めないことです。
少なくとも買われ過ぎから調整してもC(120円)とB(118円50銭)を維持していれば、今回はまだ上トライの流れを継続しそうです。あるいは先に上値トライしてからの調整でしょうか。
(2022年4月14日15:50 1ドル=125円33銭)
オーダー/ポジション状況
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