現状のFF先物(22/4/8)

現在のFF先物の水準を確認しておきましょう。

現状のFF先物(22/4/8)

現状のFF先物

今週はハト派筆頭のブレイナードFRB理事までもがタカ派な発言を行ったことをきっかけに米金利は一段と上昇しましたが、翌日のFOMC議事録が5月からのバランスシート縮小を議論したこと、当初3月は0.5%利上げを考えていたもののウクライナ危機があったことから0.25%に留めたことなど、FOMC内での議論もかなり市場参加者のコンセンサスに寄せてきていることが改めて確認されたと言えます。

そうなると、市場参加者は更にタカ派なコンセンサスを形成しに動きますので、現在のFF先物の水準を確認しておきましょう。

現状のFF先物

シンプルに上から5月限、6月限、12月限です。

5月が0.75%と2回分の利上げを織り込み、6月が1.04%と更に0.25%の利上げという状態で、年前半の見通しはもっともタカ派だった2月中旬の頃の見通しに戻った感じです。

目を引くのが12月限で2.39%にも上昇しています。2.25〜2.50%となると現在の水準から2.00〜2.25%の利上げとなり、3月分利上げ分も含めると2022年中の利上げ回数は9〜10回と3月FOMC前から既に2〜3回増えてきたこととなります。

政策金利先物だけでなく短期債の利回りも大きく上げて来ていますので、こちらは分けて書きたいと思います。

オーダー/ポジション状況

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