ユーロドル、2020年5月以来の安値
週初のユーロ週報でも見ている週足チャートのターゲットに近づいてきたので週末前に臨時でテクニカルを見ておきましょう。週足チャートです。
ユーロは地政学リスクで弱くならざるを得ないという見方が根強く今週に入り年初来安値を更新し1.10台半ばまで水準を下げてきました。
テクニカルなターゲットとしては、2020年のコロナショック後の安値と昨年初の高値の78.6%(61.8%の平方根)押しがちょうど1.1000(赤の水平線ターゲット)となっていて、大台の節目でもあることから長期的なターゲットとなるということはこれまでにも見てきましたが、まさかのウクライナ侵攻で今週中にもターゲット達成の流れとなってきました。
長期的なターゲットのため、数十pipsは誤差のうちですが、1.10という大台と重なっていることもあって、防戦買い、ストップオーダーなどが入り混じってトライする動きが出てくると見ています。その後、仮に大きく抜けていく動きが出てくる場合、100%押しの1.0633という水準は頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
オーダー/ポジション状況
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