豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(21/1/31)

明日2月1日火曜日、今年最初の豪州の政策金利が発表されます。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(21/1/31)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

(2022年2月1日火曜日東京時間12時30分公表予定)

明日2月1日火曜日、今年最初の豪州の政策金利が発表され、今回の予想は以下です。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(1月31日13時00分現在)
  現行のOCRを0.10%で据え置き(エコノミストは全員据え置き予想でレンジなし)

また、前回の12月会合で、2月にはテーパリングについての検討を行うとしていましたので、何らかの新たなトピックスがあります。以下は前回の記者会見要旨の一部です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。(出所:豪州中銀HP

以上より今回のポイントは以下が予想されています。
@ 債券購入を2月央で終了する見通しが多い中、予想通りになるか。
A 米国同様に保有債券の縮小議論がでるか。
B オミクロン株の影響で2022年第1四半期の経済に悪影響が出そうだが、この見通しに関しての議論があるか。
C 供給混乱が続き、インフレ率が高くなっています。特に先週25日発表の4Q消費者物価指数が年率3.5%となり、予想の3.2%を越えた上、中銀見通しの3.25%をも越えています。これに対するコ中銀メントは一時的なのか、傾向が続くのかを確認する。
D 市場の将来の利上げ予想(下表)が前倒しに傾いています。早期利上げ見通しを裏付ける内容がでるか。
エコノミストの将来の利上げに関する予想は下記です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 2枚目の画像

相場に関してはシカゴポジション319を御参照願います。金利に関する予想は無風ですが、現在は豪ドルが非常に弱いので、上記@〜Dに関する議論内容次第でどのように反応するかを見たいと思います。
尚、次回会合は2022年3月1日(火曜日)に予定されています。
(1月31日15:00、1豪ドル=0.7020米ドル) 

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