ランド円ショートコメント
まず、先週の振り返りですが「平行上昇チャンネルの中で緩やかな上昇トレンドを継続すると見て、7.30レベルをサポートに7.65レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.33レベル、高値が7.53レベルと、上昇チャンネルの中で予想よりも狭い値幅での取引となっていました。
先週のランドは今週の南ア中銀会合で利上げが行われるとの思惑とテクニカルな動きから底堅い動きとなっていました。今週は水曜にFOMC、木曜に南ア中銀会合と続きますが、FRBの利上げ自体は3月からという見方が現在のコンセンサスであるいっぽうで、南ア中銀は0.25%利上げして政策金利を4.0%にするというのがコンセンサスです。
実際に利上げが行われた場合には利食い売りも出てきそうですが、国内の個人投資家は買い増してくる可能性も高く、押し目が入ったところは買いというこれまでの流れを継続しやすそうです。テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。
現在の水準も上昇チャンネルの中で中心値より若干高い水準で取引されていますので、短期的には中銀会合に向けて買いが入り、その後利食い売りが出るという展開を考えています。
今週も平行上昇チャンネル内での動きを考え、7.40レベルをサポートに7.65レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。
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