ユーロドルじり安、米長期金利上昇で再び1.13割れ  (12/6夕)

6日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドルじり安、米長期金利上昇で再び1.13割れ  (12/6夕)

ユーロドルじり安、米長期金利上昇で再び1.13割れ

6日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.1316レベルで取引が始まったユーロドルは
先週末低下した米長期金利が反発の兆候を見せていることなどから、ドル買いがやや強まり、日中ほぼ一方向に値を下げる動きとなりました。ユーロドルは午前中早々に1.1300を割り込んで、東京時間17:00現在は1.1275レベルで取引されています。

先週末の海外市場では、注目された雇用統計で非農業部門雇用者数が事前予想に大幅に届かない21万人の増加となり、直後にはドルが売られたため、ユーロドルは1.1333まで急伸しました。しかし、リスクオフの傾向が強まり、米株が急落したことなどから、ユーロドルも夜半にかけて急反落、1.1267の安値をつける荒い値動きとなりました。その後も上下動を繰り返した後、結局1.1314で越週しています。

テクニカルにはユーロドルは金曜日の上下動でも中心値にあまり変化はなく、本日1.1347レベルを下降中の21日移動平均線と先週から1.1284を横ばい推移している転換線に挟まれて、三角持ち合いの様相です。サポートを転換線としても、11/24の安値1.1186から引いた線としても、今日明日にも収束しそうなので、どちらに抜けていくことになるのか要注目です。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。本日は重要な経済指標発表等のイベントは予定されていません。

ユーロドルじり安、米長期金利上昇で再び1.13割れ

ユーロドル日足

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