FF先物・定点観測(21/12/3)

前回のFF先物推移確認から1か月近く経過しましたので、12月1日の引け時点での取引状況を確認しておきましょう。

FF先物・定点観測(21/12/3)

FF先物・定点観測

前回のFF先物推移確認から1か月近く経過しましたので、12月1日の引け時点での取引状況を確認しておきましょう。

FF先物・定点観測

下から2022年9月限(ピンク)、2022年12月限(赤)、2023年12月限(紫)の取引価格から算出したレートとなります。縦線はFOMC開催日です。現時点(期近)との差を示すことで、どの程度の利上げを先物市場の参加者が考えて取引しているかがわかります。

先週は金曜にオミクロン株ショックがあり、それぞれ直前のレートからは下げていますが、パウエルFRB議長が議会証言で12月FOMCでテーパリング加速の議論を行うことを示唆したため、再び各レートは上昇に転じました。

2022年9月時点で既に1回以上の利上げを織り込んでいますが、仮に12月FOMCでテーパリングのペースを倍増させた場合、来年3月でテーパリングが終了し、早ければ2022年5月FOMCから利上げが可能となります。

実際に2022年5月のFF先物で同様の計算を行っても、さすがに利上げを考える取引参加者は少なく、2022年7月FOMCあたりから利上げを考える参加者が多くなってきている状況です。

今後のオミクロン株の情勢次第ではあるものの、2022年9月の利上げを前提にFRBが市場に寄せてくるという動きが今後半年程度で見えてくる可能性は高そうです。

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