3. ユーロドル1.16台後半、株安米長期金利高で年始来安値に接近 (9/28夕)

ユーロドル1.16台後半、株安米長期金利高で年始来安値に接近 (9/28夕)

28日の東京市場でユーロドルは下値を探る動き。

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ユーロドル1.16台後半、株安米長期金利高で年始来安値に接近 (9/28夕)

ユーロドル1.16台後半、株安米長期金利高で年始来安値に接近

28日の東京市場でユーロドルは下値を探る動き。朝方1.1695レベルで取引が始まったユーロドルは、日中米株先物が堅調推移したことを受けて一時1.1703まで上昇し、欧州時間に入っての米長期金利の一段の上昇(米10年債利回りは一時1.54%台に上昇)と、金利上昇を嫌った米株先物急落に値を下げて、一時1.1672の安値をつけ、東京時間19:00現在は1.1677レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米長期金利の上昇と、独選挙の結果を受けての同国での政局先行き不透明感にユーロドルは一時1.1685の安値をつけました。その後持ち直したものの1.17を回復できずに東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」の下での持ち合いを下抜け、8/20につけた年初来安値1.1664に肉薄する勢いです。その先日足のチャートにサポートらしいサポートは見当たらず、昨年11月安値の1.1603、週足ベースのチャートで見て200週移動平均(1.1575)、2020年3月安値1.0636から今年1月の直近高値1.2349までの上昇の半値戻し1.1493あたりを目指す展開となりそうです。

序盤の欧州主要株価指数は米長期金利の上昇にほぼ全面安。今晩この後は23:00に9月リッチモンド連銀製造業指数、米9月消費者信頼感指数の発表が予定されているほか、パウエルFRB議長、イエレン財務長官はじめ、FRB関係者の講演、発言等が多く、米金融政策の方向性再確認の意味で要注目です。

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