3. VIX（恐怖指数）上昇(21/9/21)

VIX（恐怖指数）上昇(21/9/21)

よほどのことでない限りVIXの上昇は一時的でいったん大きく上昇すると元に戻すという動きを見せます。

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VIX（恐怖指数）上昇(21/9/21)

VIX（恐怖指数）上昇

昨日取り上げたエバーグランデ破綻を懸念して昨日は世界的に株価指数が大幅安となり、NYダウは一時1000ドル近い下げを演じました。日経平均株価も夜間取引で先物が3万円の大台を割り込みました。

米国株価指数の下落とボラティリティの上昇の相関は高くS&P500のボラティリティ・インデックス（VIX指数）は恐怖指数とも呼ばれます。しかし、よほどのことでない限りVIXの上昇は一時的でいったん大きく上昇すると元に戻すという動きを見せます。最近ではボラティリティが25％を超えてくると、いったん大相場が終わったかなというイメージです。

VIX（恐怖指数）上昇

こうしてVIXの日足（ピンクの水平線が25％）を見ると、早ければ1日、長くても1週間程度でVIXは落ち着く方向であることがわかります。果たして今回はどの程度続くのか、金融市場関係者はあまり不安を感じていないようにも思えます。

ただ、明日のFOMCでテーパリングが決定される可能性は限りなく低くなったように思えます。

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