ユーロドル 米雇用統計を前に10営業日続伸、結果次第では急激な巻き戻し要警戒 (9/3夕)

3日の東京市場でユーロドルは高値圏で小幅続伸。

ユーロドル 米雇用統計を前に10営業日続伸、結果次第では急激な巻き戻し要警戒 (9/3夕)

ユーロドル 米雇用統計を前に10営業日続伸、結果次第では急激な巻き戻し要警戒

3日の東京市場でユーロドルは高値圏で小幅続伸。朝方1.1875レベルで取引が始まったユーロドルは小幅な値動きの中、昨日の高値を更新し、日中一時1.1884の高値をつけました。その後も高値圏での横ばいが続き、東京時間18:30現在は1.1873レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、欧米主要株価指数の上昇や、欧州圏の7月PPIの上昇を受けユーロドルは上昇。東京時間の1.1840レベルから1.1875レベルまで上げて東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、本日で10営業日連続上値を切り上げて上昇地合いを強めており、1.1938レベルを下降中の90日線を覗う動きです。
ただ、ここまでのユーロドルの上昇は、ジャクソンホール会合前後からの、米早期テーパリング観測後退と欧米主要株価指数の上昇を反映したもので、あまりに一方向で上昇してきただけに、今晩の米雇用統計が強い数字で出た場合には、急激な巻き戻しが起きる可能性も否定できず要警戒です。

序盤の欧州主要株価指数はまちまち、今晩この後米国8月雇用統計は21:30の発表、その後も22:45に米8月サービス業PMI、23:00には米8月ISM非製造業景況指数の発表が予定されています。

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