3. ユーロドル1.17台前半、朝方に年初来安値更新するも小幅反発(8/18夕)

ユーロドル1.17台前半、朝方に年初来安値更新するも小幅反発(8/18夕)

18日の東京市場でユーロドルは下落後に買い戻される。

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ユーロドル1.17台前半、朝方に年初来安値更新するも小幅反発(8/18夕)

ユーロドル1.17台前半、朝方に年初来安値更新するも小幅反発

18日の東京市場でユーロドルは下落後に買い戻される。昨晩主要通貨に対してドルが買い戻された流れを受けて朝方1.1710レベルで取引が始まったユーロドルは、7時台に続落し一時1.1702の年初来安値をつけましたがその後はじりじりと買い戻されて、東京時間18:30現在は1.1720レベルで取引されています。

昨晩海外市場では急激に悪化するアフガン情勢に市場がリスク回避のセンチメントに傾く中で、通常はドル売りで反応する米小売売上高の悪化発表のタイミングに、リスク回避のドル買いが強まり、ユーロドルは1.1770レベルから、深夜過ぎにかけて1.1708まで急落しました。しかし、米国時間には年初来安値1.1704には達しなかったところ、東京早朝の薄い市場に移って不意に年初来安値を下抜けた形です。

テクニカルにはユーロドルは、今朝方の下落で年初来安値を更新したものの、1.1700割れは回避し反発する微妙な立ち位置。一応昨年11/4安値1.1603までの下値余地が広がった形ですが、1.17を明確に割り込んでいないためか、ストップロスを巻き込んでの下げ加速とはなっていません。地政学リスクや景気先行き懸念からのドル買いは一服した形ですが、今晩ユーロドルが続落し、1.1700を明確に割り込んでいくか否かが注目されます。

序盤の欧州主要株価指数は軟調なスタート。今晩この後は21:30に米7月住宅着工・建築許可、23:30に週間原油在庫統計、そして27:00にはFOMC議事要旨の公表が予定されています。

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