ドル円と米国債利回り 7月21日アップデート

一時期は負の相関でしたが、ここに来て10年債利回りとドル円の動きがほぼ似た動きになって来ていることが数字でもわかります。

ドル円と米国債利回り 7月21日アップデート

ドル円と米国債利回り 7月21日アップデート

以前6月のFOMC以降はドル円の動きが米国10年債利回りではなく米国2年債利回りとの相関が高いことを書きましたが、先週のパウエルFRB議長議会証言以降は再び米国10年債利回りとの相関が急速に高くなっています。

次の日足チャートをご覧ください。

ドル円と米国債利回り 7月21日アップデート

上から10年債利回り、2年債利回り、ドル円の日足です。債券利回りのサブチャートに示したものはドル円との20日間の相関係数となります。

この相関係数を見ると直近では10年債が0.82(赤)、2年債が0.70(青)と10年債利回りとの相関の方が高くなってきました。一時期は負の相関でしたが、ここに来て10年債利回りとドル円の動きがほぼ似た動きになって来ていることが数字でもわかります。

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