ユーロドル英国主導の欧州株急落で3か月半ぶり安値を更新 (7/19夕)

19日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。

ユーロドル英国主導の欧州株急落で3か月半ぶり安値を更新 (7/19夕)

ユーロドル英国主導の欧州株急落で3か月半ぶり安値を更新

19日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.1810レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は一進一退しながらも1.18方向にじり安推移しました。しかし夕刻欧州勢参入とともに軟調推移していた米株先物が急落、欧州主要株価指数が英国主導で下げが加速する展開となっており、原油先物も大きく下げて、週明けの海外市場でリスク回避の動きが急速に強まっています。
ユーロドルは1.18割れから売りが加速し、直近安値1.1772を割り込んで東京時間18:00現在は1.1770レベルでの取引です。なお米10年物国債利回りも夕刻一時1.24%台まで低下していますが、リスクオフのユーロ売り・ドル買いが勝り、米ドル売りにはつながっていません。

先週末の海外市場でユーロドルは終始手がかりに欠け、1.18台前半中心に方向感のない取引が続いた後1.1792レベルで越週しています。

テクニカルにはユーロドルは本日の下落で今年4/5以来約3か月半ぶりの安値圏での取引となっています。このところ絡んでいた転換線からも下放れ、ユーロ売り地合いが強まり、年初来安値1.1704を目指す動きです。

序盤の欧州主要株価指数はいずれも2%に迫る急落商状。今晩この後需要な経済指標等の発表は予定されていません。米国勢の出方次第ですが、イベントがないだけにセンチメントの悪化が続く場合テクニカルを手掛かりに下げが加速する恐れがあり、注意が必要です。

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ユーロドル日足

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