ユーロドル1.18台後半で上値の重い展開 (6/30夕)

30日の東京市場でユーロドルはもみ合い。

ユーロドル1.18台後半で上値の重い展開 (6/30夕)

ユーロドル1.18台後半で上値の重い展開

30日の東京市場でユーロドルはもみ合い。朝方1.1897レベルで取引が始まったユーロドルは、手掛かり難から日中1.1897-1.1909の狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後は米株先物が軟化したためやや下値を広げるも、1.1885までで大勢に変化なく、東京時間18:30現在はレベルで取引されています。

昨晩海外市場ではユーロドルは独メルケル首相が「欧州の完全回復までにはまだ長い道のりがある」と発言したこと等から欧州時間に1.1878まで下落しました。しかしその後は方向感を失って、1.19近辺まで戻して東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは引き続き一目均衡表の「雲」の下でのもみ合いですが、昨日から雲を突き抜けて下落してきた転換線(本日1.1911レベル)に頭を抑えられた形となっており、一層上値の重さが感じられるチャート形状となっています。

序盤の欧州主要株価指数は、コロナウイルス変異株の感染拡大懸念が広がりほぼ全面安の状況。今晩この後は21:15に米6月ADP雇用統計、22:45シカゴ購買部協会景況指数、23:00には米国5月住宅販売保留件数、そして23:30に週間原油在庫統計の発表が予定されています。
また、本日は半期末に当たるためフィキシング等特有の資金の流れには注意が必要です。

ユーロドル1.18台後半で上値の重い展開

ユーロドル日足

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