ユーロドル1.19台前半から半ば、米PCEコアデフレータ待ち
25日の東京市場でユーロドルは底堅い動き。朝方1.1932レベルで取引が始まったユーロドルは午前中1.1945レベルまで一時値を上げました。その後はややダレた動きとなりましたが、夕刻欧州勢参入とともに再度ユーロ買いが入り、1.1951の高値をつけた後東京時間17:30現在は1.1941レベルで取引されています。
全般的には小動きで、為替市場は今晩の米5月PCEコアデフレータの発表待ちとなっています。
昨晩海外市場では独IFO景況感指数の好調や、欧米株上昇に伴うドル売りに米国時間にかけ1.1956まで上昇しましたが、FRB関係者によるタカ派発言で米長期金利が上昇傾向となるとユーロドルは反落し、1.1930付近で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは引き続き一目均衡表の「雲」の下での横ばい推移。6/18に1.1848の直近安値をつけて以降下値を徐々に切り上げていますが、上値も重く1.20を回復できていません。
今晩のPCEコアデフレータは、結果が上ブレても下ブレても相場が動きそうですので、上昇の場合上方向は一目均衡表の「雲」の下限1.1974や200日線の1.2000レベルが、下落の場合には6/18.19にブレイクできなかった年初来安値からの上昇の76.4%戻し1.1837がターゲットとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は、21:30に米5月個人所得・消費支出、およびPCEコアデフレータの発表が、23:00には米ミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されています。また、今晩も夜半から明け方にかけてFRB関係者の発言も多く予定されており、こちらも要注意です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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