ユーロドル1.19台前半で方向感に欠ける動き
24日の東京市場でユーロドルは1.19台前半での横ばい推移。朝方1.1926レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.1920-35中心の狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州時参入後はやや上方向に値幅を広げたものの上値は1.1945まで。夕刻発表された6月の独IFO景況指数は前月より大幅に改善し市場予想も上回りましたが、ユーロドルへの影響は限定的で、東京時間19:00現在は1.1944レベルで取引されています。
昨晩海外市場では欧米株価の堅調や、独製造業PMIの強い結果等を受け海外序盤にはユーロドルが上昇、1.1970の高値をつけました。しかし、その後はFRB関係者のタカ派発言等で米長期金利が上昇傾向となり、ユーロドルは1.1927レベルに反落して東京市場につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは引き続き一目均衡表の「雲」の下での横ばい推移。「雲」の中には200日線、転換線、90日線、基準線、21日線がすべて入っており上値は相当重そうな感じです。
下方向は相変わらず、年初来安値からの上昇の76.4%戻し1.1837がサポート。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後21:30に米1QGDP確報値、新規失業保険申請件数、5月耐久財受注等の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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