ユーロドル 先週末の米雇用統計不冴えで方向感失う (6/7夕)

7日の東京市場でユーロドルは終始方向感なく推移。

ユーロドル 先週末の米雇用統計不冴えで方向感失う (6/7夕)

ユーロドル 先週末の米雇用統計不冴えで方向感失う

7日の東京市場でユーロドルは終始方向感なく推移。朝方1.1262レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.1260-75レンジに収まる小動きが続きました。夕刻欧州勢参入後やや下方向にシフト、下値を1.2145まで広げましたが大きな動きとはならず、東京時間20:00現在は1.2156レベルで取引されています。

先週末の海外市場では注目された米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが事前予想に届かず、前日のADP雇用統計や週間失業保険申請件数の好調に市場で膨らんだ期待がはじけた形となり、ドルが急落。発表前に1.2115-20レベルで推移していたユーロドルは発表後1.2185まで急騰、前日の下落分の大部分を回復し、1.2167レベルで越週となりました。

テクニカルにはユーロドルは金曜夜の下落で上昇基調を外れ、その後買い戻されたものの21日線は回復できず、本日も21日線(1.2175レベル)に頭を抑えられた形となっており、ユーロ買い基調回復には至っていません。

結局思ったほどの雇用の急回復はなかったことで、米国のテーパリング議論も喫緊の必要性に迫られることはないとの市場判断で相場は方向感を失っています。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後重要な経済指標等の発表は予定されていません。

ユーロドル 先週末の米雇用統計不冴えで方向感失う

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る