米5月ISM製造業景況指数の予想(2021/6/1)

日本時間2021年6月1日23時に発表予定です。

米5月ISM製造業景況指数の予想(2021/6/1)

米5月ISM製造業景況指数の予想

米5月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2021年6月1日9時00分現在予想

本日23時、米国5月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。ほぼ重なって見えますが、5月PMIが61.5(本日改定値発表:予想61.5、レンジ61.4〜62.0)となっており、ISMの方が少し低くなっています。
過去のパターンではISMの方が上下に振れることが多く、概ね景気上昇時にはISM>PMI、下降時にはPMI>ISMになっています。現在の状況は前者ですので、既発のPMIから勘案すると青のISMがPMIよりも越えても不思議ではありません。逆に、今後2〜3ヶ月でPMI>ISMの傾向が続くと、景気下降の流れに変わる可能性も出てきます。
今日はISMより先行してPMI改定値が発表されますが、もし上方修正された場合にはISMもレンジ上限に近い数値が出る可能性はあります。

米5月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

下図はドル円の日足チャートです。今年1月初を底値にしてドル高トレンド継続中です。3月初にはドル高が急展開となり、年初からのラインA(=108円80銭)とそこから平行に上げたB(=111円00銭)のラインを越えていましたが、3月末に高値(C=111円)を付けた後は、再度トレンドラインに回帰しています。
目先はAとB内にあるD(=110円40銭)に抵抗線があり、これを越えていけばBとCの交差する111円方向への流れに入れます。しかしながら、万一Aを切って終った場合には、年始からのサポートを切れて、短期的には次のドル買い場探しの展開に入りそうです。
その場合は108円30銭、あるいは4月23日底値の107円50銭辺りが視野に入ってきそうです。

米5月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

(6月1日12:50、1ドル=109円45銭)

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