ランド円ショートコメント(2021年5月31日)

実際のレンジは安値が7.74レベル、高値が7.97レベルと、思った以上に底堅い推移となり8.0円の大台を完全に視野に捉えた動きとなりました。

ランド円ショートコメント(2021年5月31日)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「引き続き底堅い展開を継続すると見て、7.65レベルをサポートに7.85レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていました。実際のレンジは安値が7.74レベル、高値が7.97レベルと、思った以上に底堅い推移となり8.0円の大台を完全に視野に捉えた動きとなりました。

先週のランドは、週を通して順調に水準を切り上げましたが、先週のコラムでも取り上げた通りでカナダドルを筆頭にコモンウェルス(英連邦)通貨のひとつとしてランドも強い流れを維持している印象がします。材料的には7月の中銀会合までまだ時間はあるものの利上げ思惑が根強いこと、そしてテクニカルにも強い上昇トレンドを維持していることが大きいと思います。

先週も見ましたが、ランド円の週足チャートをご覧ください。

ランド円ショートコメント

上昇チャンネルの上限に接近していますが、2019年末の高値を抜けてきたことで次は8.0円の大台という見方が増えています。こうなると一度は大台を試して、次の動きはそこからということになるでしょう。

いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。

ランド円ショートコメント 2枚目の画像

特にラインやチャンネルは引いていませんが、前週までの高値を明確に抜けたことで現在のサポートは7.80レベルに上がってきました。大台を抜けると利食いも出てきそうですから上は8.05あたりでいったん止まりそうです。今週は7.80レベルをサポートに大台を抜け8.05レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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