ユーロドル反発 米長期金利の低下に伴い一時1.22台を回復 (5/20夕)

20日の東京市場でユーロドルは1.21台後半から反発。

ユーロドル反発 米長期金利の低下に伴い一時1.22台を回復 (5/20夕)

ユーロドル反発 米長期金利の低下に伴い一時1.22台を回復

20日の東京市場でユーロドルは1.21台後半から反発。未明のFOMC議事要旨公表後にユーロドルが急落した流れを受け、朝方1.2175レベルで取引が始まったユーロドルは、急上昇した米長期金利が東京時間に軟調推移したことから日中じりじりと値を上げました。夕刻欧州勢参入後にはユーロ買いがさらに強まり、一時1.2205まで上昇するもその後失速。東京時間18:30現在は1.2186レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、序盤につけた1.2245を高値に欧州株の下落とともにユーロドルは1.21台後半まで値を下げました。その後は米長期金利が低下したことで1.2240近辺までいったん戻したものの、夜半過ぎに米株先物が反発、米長期金利も上昇に転じるとユーロは再び下落を開始。さらに、公表された4月のFOMC議事要旨に「一定数の参加者が、経済が委員会のゴールに向かって急速な進展を続ける場合、今後の会合のどこかで資産購入ペースの調整の議論を始めることが適切であることを示唆した」という近日中のテーパリング議論開始を予想させる内容が含まれていたことから米長期金利と米ドルが急上昇し、ユーロドルは一時1.2160まで下落、安値圏で東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩上値を切り上げた後乱高下したものの、本日もここまでは下値を切り上げており、上昇トレンドに著変はありません。本日海外時間には再び昨日の高値1.2245を試す動きとなるか注目です。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米新規失業保険申請件数
およびフィラデルフィア連銀製造業景況指数、23:00には米4月景気先行指数の発表が予定されています。また、20:50からラガルドECB総裁が講演予定です。

ユーロドル反発 米長期金利の低下に伴い一時1.22台を回復

ユーロドル日足

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