ユーロドル 週末からのドル売り継続、一時先週末高値を更新
10日の東京市場でユーロドルは1.21台半ばを挟んでの上下。先週末雇用統計後の動きに比べれば、値幅は小さいものの、東京序盤に1.2177の高値をつけ2月下旬以来の高値を更新しています。
雇用統計後の主要通貨に対するドル売りが週明けも継続していることが背景にあり、ドルインデックスとはほぼ対称形のチャート形状。夕刻欧州勢参入後にはややボラティリティが増大したものの方向性はつかめずに上下、東京時間18:30現在は1.2162レベルで取引されています。
週末の海外市場では、事前に強めの結果が予想されていた米4月の雇用統計の、非農業部門雇用者数の伸びや、失業率が想定外に悪かったことを受け、ユーロドルは発表前後で1.2058から90ポイントほど急上昇。その後もじり高を続け1.21台後半で越週しました。
一方で米長期金利は急落したもののすぐに水準を戻し、逆に上昇しての越週。米株式はテーパリング観測後退で、こちらも短時間の下落後は高値更新と異なる反応を示しています。
テクニカルにはユーロドルは金曜の上昇で、2/25の直近高値1.2243からの下落の76.4%戻し1.2116も上抜けて、ユーロ買い地合いが鮮明化。1/6の年初来高値1.2349からの下落の76.4%戻し1.2197や2/25高値1.2243を目指す動きとなっています。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後重要な経済指標等の発表は予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.23
東京市場のドルは154円台後半でのもみ合い、 155円手前の壁は分厚いか(24/4/23)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、目立った売買材料が観測されないなか、154円台後半でのもみ合いとなった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.04.23
ドル円 155円に接近、当局介入スタンスにも注目(4/23夕)
東京市場はほぼ横這い推移。155円の節目を前に上げ渋りの様相で、20ポイント程度のレンジ取引だった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.04.23
ドル円午前の高値154.84、高値圏でのもみあい継続 (4/23午前)
23日午前の東京市場でドル円は、高値圏でのもみ合い。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:山中 康司
2021.05.10
ユーロは底堅い地合いを継続(週報5月第2週)
米国雇用統計は予想よりもかなり悪い数字となったことでドル売りの動きからユーロドルは1.2171レベルと前週高値を上回って強い地合いでの週末クローズとなりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。