ユーロドル1.20台後半、FOMC前の調整主体の動き
28日の東京市場でユーロドルは1.20台後半で方向感に欠ける動き。朝方1.2091で取引が始まったユーロドルは、夕刻にかけて1.2056までほぼ一方向で下落したものの、昨日海外市場での上昇分をそのまま戻した形での「いって来い」。欧州勢参入後はやや戻し、東京時間17:30現在は1.2075レベルで取引されています。
市場は明日未明のFOMC、および午前中のバイデン大統領の上下院合同会議での演説待ち。
4月に入ってからそれまでの一方向での米長期金利の上昇、ドル買い等に対する調整主体の動きとなっていたものが、市場ごとに調整の行き過ぎ部分をあわてて修正している印象で、市場間の連関も薄れています。
昨晩海外市場でもユーロドルは1.20台後半でのもみ合いに終始。終盤は買い戻されて1.21に接近して東京時間につなぎましたが、そのレベルが昨日今日の高値となっています。
テクニカルにはユーロドルはやや下値を切り下げつつあるものの、一目均衡表の「雲」の上での推移が続き、90日線にもサポートされ、下値は堅そうです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後21:30に米3月卸売り在庫の発表があります。FOMCの結果公表は明日未明3:00、パウエルFRB議長の記者会見は3:30からの予定です。
ユーロドル日足
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