米国第1四半期GDP速報値の予想(2021/4/28)

日本時間2021年4月29日21時半に発表予定です。

米国第1四半期GDP速報値の予想(2021/4/28)

米国第1四半期GDP速報値の予想

日本時間2021年4月29日21時半発表予定

米国第1四半期GDP速報値の予想

(今回発表予想)4月28日9時現在:発表直前の数値をご確認お願いします

米国第1四半期GDP速報値の予想 2枚目の画像

明日、米国第1四半期GDPが発表されます。FOMC後の数値ですが、FRBにはある程度織り込み済(アトランタ連銀GDPナウの第1四半期GDPは前期比年率8.2%:4月26日現在までの数値)と思います。市場の目も年央〜年後半の経済に目が向いていると思いますが、改めて実数を見た上での確認になりますので、予想を越えると経済回復を実感できると思います。

但し、上図(2)を見ると(赤い線は2019年3Q高値基準)、GDP実数値(今回予想の+6.9%で計算)ではまだ2019年3Qの高値を越えていません。過去実績の改定値を無しと仮定した場合には、今回7.4%以上が出れば越えることになります。アトランタ連銀のGDPナウや予想レンジ上限は10%まであるので、十分可能性高い数値になります。
また、個人消費はバイデン大統領の追加経済対策実施などから大幅な伸びが予想されており、PCEコアもFRB目標の2%を越える数値が予想されています。

下図はユーロドルの日足チャートです。目先は年始高値からのラインA(=1.2125)に綺麗に止められて少し調整しています。短期の流れはまだユーロ安トレンド中にいます。下値はB(=1.1920)が強いサポートになっており、ここを切ればユーロは再度底値模索になります。当面はC(=1.2030)、切れたら横サポートD(=1.1970)があります。一方で上値はAを越えれば、年始からのユーロ安トレンドの抵抗線越えになるので、当面は2月末の高値E(=1.2243)がポイントになりそうです。相場はかなり煮詰ってきており、FOMCと米国GDPが切っ掛けになるか注目しています。

米国第1四半期GDP速報値の予想 3枚目の画像

(4月28日11:00、1ユーロ=1.2079ドル)

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