オーストラリアの第4四半期GDPの予想
明朝、豪州の2020年第4四半期GDPが発表されます。
(今回発表予想)3月2日10時現在
豪州のGDP推移
(黒より右は3Q予想値を加味)
尚、2021年2月に中銀から公表されたGDPの先行き見通しは以下となっています。見通しは年率ベースで、(前回予想は2020年11月時)
2020年12月末 ▼2.0%(前回予想 ▼4.5%)
2021年6月末 +8.0%(同 +6.0%)
2021年12月末 +3.5%(同 +4.5%)
2022年6月末 +3.5%(同 +3.5%)
2022年12月末 +3.5%(同 +3.5%)
となっていますので、エコノミストの第4四半期GDPの予想中間値(▼2.0%)はまさしく中銀予想(第4四半期で▼2.0%)と同じになっています。
内容的には、2020年4Qが上方修正され、更に2021年6月も上方修正になっていますので、かなりの回復度合い(2020年6月を100とすると2021年6月は従来よりも4.5%増)が高まっていると言えそうです。
豪ドル米ドルの相場はシカゴポジション271と昨日の中銀金融政策予想をご参照願います。日足ベースでは昨日の3月1日がはらみ陽線となり、まだ0.7700〜10のサポーと目先の抵抗線0.7810のレンジ内で推移しています。明日のGDPは2020年第4四半期の数値ですので、あまり材料視されないかもしれませんが、年率ベースで予想レンジ下限に近付く数値になれば、目先弱い豪ドルに影響が出る可能性あります。
(3月2日14:30、1豪ドル=0.7755米ドル)
オーダー/ポジション状況
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