米2月ISM製造業景況指数の予想(21/3/1)

日本時間2021年3月1日24時に発表予定です。

米2月ISM製造業景況指数の予想(21/3/1)

米2月ISM製造業景況指数の予想

米2月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2021年3月1日13時00分現在予想

本日夜中24時、米国2月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。
1月は予想を下回る数値になりました。今回はISMとPMIがかろうじて差を保っている予想になっています。
ISMは12月→1月→2月(予)は60.7→58.7→58.6で、PMIは同57.1→59.2→58.5(今日改定値)です。下図の黒い線は両線の上昇時:ISM>PMI、下降時:PMI>ISMになっています。このパターンで行くと、両者が交差しても暫くは揉み合いになるとは思いますが、PMI>ISMの傾向になった場合には、両者の製造業指数は先々下落傾向を強めることを示唆しています。従い、今日のISMは少なくとも予想以上の数値が欲しいところです。
既に2月PMIは58.5(本日改定値公表)となっており、この数値も重要になります。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

また、欧米の1月製造業PMI指数の改定値が発表されます。今回も欧米間で泣き別れの数値(ユーロ現状維持で米国下方か、その逆)となった場合は相場に影響が出そうです。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ) 2枚目の画像

下図はユーロドルの週足チャートです。ラインA(=1.1960)のサポートから上げたB(=1.2510)のユーロ高トレンドラインはまだ維持しています。Cの横サポート(1.1970)を含めて、1.1950を切ってくるとユーロ高は値幅調整入りになり、E(=1.1510)方向への下押しに入ります。この間いくつかのサポートありますが、1.1810辺りに強いサポートあります。
一方で、上値はD(=1.2240)に抑え込まれており、ここをクリアしない限り、ユーロ高トレンドには回帰しません。先週足の上ヒゲ長い陰線が上値を抑え込んできています。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ) 3枚目の画像

(3月1日14:30、1ユーロ=1.2079ドル)

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