ユーロドル1.21台半ばで小動き 米雇用統計前の様子見
4日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。今晩の米雇用統計発表待ちで、日中レンジは1.2139-61と限られました。
昨晩海外市場では、欧州時間にはコロナウイルスワクチン早期実用化期待からのリスクセンチメント改善が継続。ドル売りが続きユーロドルは欧州時間に年初来高値を更新、一時1.2175の高値をつけました。その後NY時間終盤にかけ米指標の不冴えや、ファイザーのコロナワクチンの年内出荷が予定の半分となると伝えられるなどしてNYダウはじめ欧米株軟調に転じましたが、為替市場への影響は限定的で、ユーロドルは1.12台半ばに小反落して東京時間を迎えています。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で11/4以降の上昇トレンド上限に接近し、ユーロ買い地合いを継続しています。ユーロドルは2018年2月の高値1.2555を目指すコースをたどっており、もし今晩の雇用統計が極端に悪い結果となった場合には、ユーロドルの上昇が加速される恐れがあり注意が必要です。
序盤の欧州主要株価指数先物はまちまちの動き。今晩この後は22:30の米11月雇用統計と10月貿易収支、24:00に米10月製造業新規受注の発表があります。
ユーロドル日足
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