米国第3四半期GDP速報値の予想

日本時間2020年10月29日21時半に発表予定です。

米国第3四半期GDP速報値の予想

米国第3四半期GDP速報値の予想

米国第3四半期GDP速報値の予想

(今回発表予想)10月29日9時現在

GDP推移

GDP推移

(前期比年率ベースと3四半期移動平均線:20年3Q予想値を加味)

GDP推移(四半期実数値)

GDP推移(四半期実数値)

(黒より右側は今回の予想値をベースにした数値)

本日米国第3四半期GDPが発表されます。今回は大幅な回復予想となっていますが、上図の実数をみてもまだ2018年2Q程度までしか回復していません。因みに2020年1Qに近い水準まで戻るには今回の前期比年率が+40%もの伸びが必要になります。
今回のGDPが予想通りに収まれば、次回4QGDPの数値がコロナ後の回復基調を示すのか否かとなり、その意味で10月以降の月次小売や生産関連数値が注目されます。
また、アトランタ連銀GDPナウ(10月28日現在で第3四半期GDPは+37.0%)も大きく回復を示しています。連銀のGDPナウは市場予想よりも良いので、市場はここまでの上限(丁度予想レンジの上限相当)を織り込んでいると思います。

尚、今日・明日は欧米で重要な数値が発表されます。今日の日銀金融政策を皮切りに、米GDPやその他指標、更にGDPの15分後には、ECBの金融政策、その後のラガルドECB総裁の記者会見も控えており、市場は神経質な展開になりそうです。

GDP推移(四半期実数値) 2枚目の画像

発表予定の経済指標

下図はドル円の週足チャートです。2020年2月高値からの抵抗線A(=108円30銭)に沿ってドル安トレンドになっています。次いで、@3月高値からのB(=106円25銭)とそれに平行に下したC(=101円90銭)のトレンドラインを形成しています。そして最近までの狭いレンジ取引で、A7月初高値からのラインD(=105円80銭)と同じく平行に下したE(=103円50銭)のレンジを形成しています。この@、Aのトレンドライン内には何度も止められた104円(実質は103円95銭〜104円10銭)の横サポートがあり、昨日は3回目のトライになりました。3回目は重要なトライになりますので、今日と明日の2営業日(週足チャート)で下抜け出来るか、維持されるか試されると思います。重要指標や金融政策が実施されるので、内容次第で大きく動く可能性があります。

GDP推移(四半期実数値) 3枚目の画像

(10月29日10:30、1ドル=104円38銭、1ユーロ=1.1748ドル)

オーダー/ポジション状況

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