米9月ISM製造業景況指数の予想(20/10/1)

日本時間2020年10月1日23時に発表予定です。

米9月ISM製造業景況指数の予想(20/10/1)

米9月ISM製造業景況指数の予想

米9月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2020年10月1日8時30分現在予想

本日23時、米国9月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。8月は予想を上回り、好数値となりました。今回は僅かながらも改善予想になっています。トレンドとしては悪くありません。
過去の流れを見ると、〇印内の製造業改善期には、ISM>PMIの傾向が出ているので、9月PMIが53.5(22時45分に改定値が発表されます)でしたので、今回のISMも予想通りになりそうな気配です。但し、PMIが若干とは言え下がっているので、先行きのISM改善傾向には重石となりそうです。

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)

また本日は以下の米国経済指標が発表されます。
特に、個人消費支出、PCEコアデフレーター、失業保険申請件数は比較的重要な指標になります。

米国の経済指標

米国の経済指標

(2020年10月1日8時30分現在予想)

発表の日本時間:建設支出除き21時30分予定

下図はドル円の週足チャートです。
短期的な流れはラインA(=106円25銭)とB(=102円85銭)のドル安トレンドラインです。この途中のラインC(=104円00銭)で2回止められています。このCは3月の乱高下で寄り付き水準です。次回トライの際は下抜けし易くなる一方で、逆に抜けないと強いサポートとなる3回目のトライになります。従って抜けた場合はBが次の下値目途になります。
もしラインAを上抜いた場合はD(=107円05銭)、E(=109円20銭)に抵抗線があり、戻り高値を試す流れです。
現状ではDとAの104円00銭〜106円25銭レンジで、上値が切り下がりの収斂中になります。明日は雇用統計の発表が控えているので、今日の各指標が予想通りに近いと材料視されない可能性が高いですが、上下に振れると上記のレンジ内で動き易くなりそうです。

米国の経済指標 2枚目の画像

(10月1日10:00、1ドル=105円53銭)

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