ユーロドル続伸 対ドルで1.12台、ユーロ円は122円に到達(6/3夕)

3日の東京市場でユーロは続伸。

ユーロドル続伸 対ドルで1.12台、ユーロ円は122円に到達(6/3夕)

ユーロドル続伸 対ドルで1.12台、ユーロ円は122円に到達

〇ユーロドルは連日続伸。本日は対ドルで1.12台対円で122円台に乗せている
〇リスクオンの継続が背景、本日は足元の中国、欧州のサービス業PMIが改善を見せる
〇テクニカルには強いユーロ買い地合い、当面のターゲットはフィボナッチ76.4%戻し1.1292
〇過熱感はないものの株式、ユーロとも一方向の上昇相場となっており反落リスクの意識も必要
〇本日はこの後米指標多く要注意

3日の東京市場でユーロは続伸。昨晩海外時間もリスクオンの流れが続く中でドルが売られ、1.1196までユーロドルは上昇しました。本日午前中は、発表された中国の5月サービス業PMIが予想を大幅に上回り、判断の分かれ目となる50を上回る55となったこと等が追い風となりリスクオンが継続、アジアの主要株価指数が堅調に推移したことで一段のドル安ユーロ高となりました。
ユーロドルは午前中に節目とみられた1.1200を突破、夕刻1.1228の高値をつけたのち東京時間18:30現在も1.1215-20レベルの高値圏で取引されています。また、ユーロの堅調に加えドル円での円安もあり、ユーロ円は122円台に乗せています。
夕刻発表された独仏、ユーロ圏の5月サービス業PMI確報は軒並み速報値を上回り、またユーロ圏の4月失業率は予想外に前月より改善して7.3%となるなど足元の経済指標もユーロをサポート。

テクニカルにはユーロドルは昨日上抜けた3/9高値からの下落の61.8%にあたる1.1167が本日は日中安値となっており、ユーロの強い地合いが継続、ここから先は同76.4%戻し1.1292程度しかレジスタンスが見当たらない状況です。ただ、株式市場を中心にあまり過熱感は感じられないものの、やや一方向の相場展開となっていることから、株もユーロも反落リスクは常に頭の隅に置いておくほうがよさそうです。

序盤の欧州主要株価指数は全面高。本日この後は21:15に米5月ADP全国雇用者数、22:45に米5月サービス業PMI、23:00にはカナダ中銀政策金利発表、米5月ISM非製造業景況指数、および4月製造業新規受注、23:30週間原油在庫統計と、昨日から一転してイベント盛りだくさんです。

ユーロドル続伸 対ドルで1.12台、ユーロ円は122円に到達

ユーロドル日足

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