ユーロドル上昇 欧米連休明けはリスク選好のドル売り先行(5/26夕)

26日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向で上昇。

ユーロドル上昇 欧米連休明けはリスク選好のドル売り先行(5/26夕)

ユーロドル上昇 欧米連休明けはリスク選好のドル売り先行


〇ユーロドル1.09台を上昇、株高、リスク選好によるドル売り強まる
〇欧州時間に一段高一時1.0973へ、ユーロ円も118円台を一時回復
〇テクニカルには「雲」下限、90日線を交わしユーロ高地合いに
〇株価の上昇が続き、1.10を試す動きとなるか注目

26日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向で上昇。朝方は1.09割れの水準で取引されましたが、本邦で非常事態宣言が全面解除となり日経平均が上昇したこと、東京時間の米株先物も上昇を維持したことから、リスク選好のドル売りが優勢となり、東京終盤にかけ1.0935レベルまで徐々に上昇。祝日明けの欧州勢参入後ユーロ買いが加速し、一時1.0973まで上昇した後東京時間19:00現在は1.0965レベルでの取引です。ドル円でも円安傾向のためユーロ円も一時118.24まで上昇しています。

株式市場を中心に主要国での経済再開の動きを先取りした形での楽観的な見方が広がっています。また、ドイツでは6/15に欧州31か国に対する旅行制限が解除されると報道され、昨晩のドイツ政府によるルフトハンザの救済策合意のニュースと相まって、連休明けの旅行関連株を大幅に押し上げる動きとなっています。

テクニカルにはユーロドルは本日の上昇で再び一目均衡表の「雲」の中に突入、本日1.0943レベルの90日移動平均線も上抜けており、この後株価が上昇を維持し、21日に短い滞空時間で反落した1.10台や1.1012にある200日移動平均線を試す動きとなるかが注目されます。

序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高、本日この後は23:00に米4月新築住宅販売、5月消費者信頼感指数、23:30に5月ダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。

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ユーロドル日足

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