ユーロドル 米株先物軟調で急落後に反発
〇ユーロドル米株先物の下落に一時1.08を割りこむも持ち直す
〇ユーロ円も一旦は116円を割り込むが116.30台まで回復
〇経済活動再開と感染第二波、好悪材料に市場は方向感探り
〇とりあえずの材料である米消費者物価指数待ち
12日の東京市場でユーロドルは急落後上昇に転じました。
昨晩の海外市場では、中国、韓国での経済活動再開後の感染第二波の発生が報じられリスク選好が後退、ユーロドルは1.08台前半を軟調に推移しました。
本日東京朝方には、一時的な米株先物の反発に一旦1.08を前に下げ止まる動きを見せたユーロドルでしたが、8時台に再び米株先物が下落に転じたため急落、対ドルで1.0785まで下値を広げ、ユーロ円も再び116円割れを示現しました。
しかし、午後に入って米株先物が下げ止まるとユーロは対ドルも対円も戻し、東京時間17:30現在はそれぞれ1.0820-25、116.30-35レベルでの取引です。
市場は好悪材料を睨みながら方向感探りの様相、当面の材料である今晩の米消費者物価指数の発表待ちです。
テクニカルにはユーロドルは本日も昨日同様、本日1.0859レベルを低下中の21日移動平均線と、3/23起点の緩やかな上昇トレンドの間でのもみあいが継続。
序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇して始まっています。本日4月米消費者物価指数の発表は21:30からです。
ユーロドル日足
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