ユーロドル1.10挟み 米長期金利上昇で一段安(3/18夕)

18日の東京市場でユーロドルは1.10を挟んで方向感なく推移。

ユーロドル1.10挟み 米長期金利上昇で一段安(3/18夕)

ユーロドル1.10挟み 米長期金利上昇で一段安

18日の東京市場でユーロドルは1.10を挟んで方向感なく推移。
米長期金利の上昇に伴う米欧金利差の拡大で夕刻にかけ1.0956までユーロが下落する局面もありましたが、その後米長期金利が反落したことでやや戻し、東京時間19:30現在は1.1015レベルでの取引です。

昨日一旦はFRBのCP購入プログラム再開による流動性供給策と、トランプ政権の1兆ドルを上回る景気刺激策を好感した株式市場ですが、効果は一日持たず、現在は時間外の米株価指数先物の4%近い反落と、序盤の欧州株の4-5%に及ぶ下落に見舞われています。

その中で米長期金利は昨晩の対コロナウイルス施策を好感して上昇したままの水準を維持、夕刻には10年物国債利回りが一時1.21%に乗せる動きともなっており、市場間の動きにややばらつきが感じられます。
為替はドル円も、ユーロドルも米長期金利を追う動きとなっており株価の動きには反応薄。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の米長期金利上昇に伴うドル買いで当面のサポートと目されていた90日線、21日線ばかりか、一目均衡表の「雲」も下抜けてきており、一旦は2/20の安値1.0778から3/9高値1.1495までの上昇の76.4%戻し1.0947で下げ止まった形です。

今晩も株価の動きは気になるものの、為替市場に関しては乱高下する株式市場を追うことを回避する様子が窺え、しばらくは長期金利をにらみながらの展開が継続しそうです。

ユーロドル1.10挟み 米長期金利上昇で一段安

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る