A$シカゴポジション(2020年2月18日現在)

シカゴの豪ドルポジションは再びショートを積み上げてきました。

A$シカゴポジション(2020年2月18日現在)

シカゴポジション(CME)218

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション(CME)218

主要通貨ポジション(単位:枚)(2020年2月18日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴの豪ドルポジションは再びショートを積み上げてきました。コロナウィルスのアジア拡散を受けての中国経済鈍化懸念は、豪州経済への影響が大きいとみられるのが要因です。先週はネットショートを4,800枚増やし、37,500枚の残高になりました。内訳はロング200枚減、ショート4,600枚増となり、総枚数が4,400枚増で、残高が133,400枚となり、ポジション調整が起きやすい総枚数14万枚以上に近づく動きとなっています。15万枚以上になると手仕舞いの動きになり易いので、今日の締日が注目されます。チャートを見ると、シカゴ締日ベースでダブルボトムの紫ラインを下回り、先に豪ドル安トレンドライン下限狙いになっています。このトレンドラインの下限が0.6560〜70米ドル付近にあるので、現スポットからすると残り50ピップス程度です。

ドルの2つの抵抗線があります。下値は0.6580、0.6560、0.6530米ドルの順にサポートあります。1週間で約25ピップスとラインが下がりますので、今週末では0.6510〜0.6660米ドルになり、時間経過で上抜けもし易くなってくるので、ショートの手仕舞いも早めが必要になりそうです。尚、今週末に月足ができますが、これまで3回止められた底値0.6670〜80米ドルのサポートを下抜けており、金曜日のNY終値が最低でも0.6690米ドル以上にならないと、3月は底値模索先行の流れで始まりそうです。
(1豪ドル=0.6610ドル、2月25日14:45)

シカゴポジション(CME)218 2枚目の画像

シカゴ豪ドルポジションと締日終値のチャート

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

オーダー/ポジション状況

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