トルコリラ円ショートコメント(2020年2月10日)

潜在的にトルコリラ買いポジションが続いていることを考えると、今回はフラッシュクラッシュとはならなかったものの、いつまた急落があってもおかしくはないと思います。

トルコリラ円ショートコメント(2020年2月10日)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、年初来安値を更新してくる可能性を考慮し「17.90レベルをサポートに18.30レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が18.09レベル、高値が18.38レベルと、前週安値を下回ることはなく急落を免れています。

先週のトルコリラ円は、他のクロス円同様に中国市場再開後の金融市場における楽観の高まりから週前半は円安に支えられてトルコリラ円も堅調な動きとなっていましたが、木曜以降の調整の動きの中でトルコリラはそれまで当局が支えていたと考えられるドルトルコリラ5.98台後半を突破し、一時的に6.0476レベルと6.0の大台を一気に上抜ける動きを見せました。(4時間足チャート中段のチャート参照)

大台6.0を抜けたことでストップオーダーもそれなりに出たでしょうし、トルコリラ円でも売りが強まりましたが、対円では前週安値を抜けなかったことでいったん安心感が出ています。また週明けのトルコリラ円は対ドル、対円とも売られる前の水準に回復していますので、いったんトルコリラ売りの混乱は去ったようにも思えますが、潜在的にトルコリラ買いポジションが続いていることを考えると、今回はフラッシュクラッシュとはならなかったものの、いつまた急落があってもおかしくはないと思います。

金曜の急落時には本邦個人投資家は買い下がった可能性があるのですが、ストップもあったようでポジション自体は目立った変化は無く、コンスタントに高水準のトルコリラ買いポジションが継続していますので、今後も中国の景気減速懸念リスクオフの材料とされるような時には注意が必要としか言えません。

テクニカルに4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)もご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

この2週間は18.09〜18.38の中で横ばいの動きとなっています。急落が終わったと見るか、急落後で戻り売りが出やすいと見るかで異なってくるものの、個人的には下げに注意したいと考えています。今週も過去2週間の動きの中でのもみあい継続と見て、18.10レベルをサポートに18.40レベルをレジスタンスとする週としますが、もみあいを下抜ける動きが出た場合には注意してください。


関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

2020年の為替相場を予想

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・米中貿易戦争をはじめとする米保護主義の拡大懸念◎
    ・トランプ大統領弾劾の可能性 ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性 ・米大統領選
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・金融緩和打ち止め観測 ○↑
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定 ○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦による中国の景気減速懸念◎↓
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・エルドアン大統領の経済政策、中銀支配への不安◎↓
    ・政情不安、経済政策への不信による海外資金の流出 ○↓
    ・米国、NATOとの関係悪化ロシアへの接近 ◎↓
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・米中貿易摩擦で中国景気失速懸念◎↓
    ・資源価格の下げ止まり ○↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る