ユーロドル弱持合い、米指標改善で下落後は方向感失う(2/4夕)

4日の東京市場でユーロドルは1.10台半ばでの横ばい推移。

ユーロドル弱持合い、米指標改善で下落後は方向感失う(2/4夕)

ユーロドル弱持合い、米指標改善で下落後は方向感失う

4日の東京市場でユーロドルは1.10台半ばでの横ばい推移。日中のレンジは1.1056-64と限られ方向感を探る動き。夕刻欧州勢参入後1.1049までやや下値を広げましたが、大きな動きとはならず東京時間18:30現在は1.1056近辺での取引です。

昨晩は英国のジョンソン首相とEUのバルニエ交渉官の間に貿易交渉をめぐって序盤より激しいやり取りが交わされました。EUはバルニエ交渉官に英国がEUを弱体させないよう確固たる約束を求めることを指示。これに対しジョンソン首相は要求をはねつけ、EUとの関係がオーストラリアのように緩やかなものとなっても満足し、英国は反映すると述べています。
これを受けてポンドは続落、一時対ドルで英中銀の政策公表後の上げを全て失う水準の1.2950割れまで下落しました。

ここ数日はポンドの動きの影響が強いユーロドルもつれ安、昨晩発表された米ISM製造業指数が予想外の回復を見せたことによるドル買いも加わって、ユーロドルは昨晩1.1036の安値をつけています。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」の下限と21日線に上昇を阻止され、90日線も割り込んでいます。現状は1.1051の転換線に緩やかに支えられているもののユーロの弱い地合いは続いています。

序盤の欧州株価指数先物はアジア時間に中国株の下落が止まったことを好感しほぼ全面高。
本日この後は24:00に米12月製造業受注と耐久財受注の発表が予定されています。

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ユーロドル日足

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